SAYAMA WORKS | Minimalistwallet Ultra 200 / DCFH2.92oz

日本一過酷な山岳レース用として6〜10gと軽量ながら必要最低限のモノを入れられるようにと開発を進め、レースでの実績や高い評価を得られたのもあって2018年の冬に販売を開始。大量に生産したものの、数日でSOLD OUTとなった。
通常のOEMヴァージョンはスピーディな分業作業を活かすべく、カード・コインケース側にFibermax64の生地を採用している。
こちらのDCF(ダイニーマコンポジットファブリック)の縫製の場合、繊細で巧みな技術を要するためにOEMでは生産が出来ない。
今回、代表がひとつひとつ丁寧に裁断からミシンによる縫製を行い、細やかな検品も徹底。DCFの生地が好きなユーザーにとっては、たまらない逸品といえるだろう。

<仕様>
デザイン:ここまでに至った経緯についてだが、昔から存在するウォレットのデザインを継承した方が良いと考えた。真新しく斬新なデザインを考えるのも起業家の大切な役目だが、ウォレットに関しては取扱説明書が不要なくらい「誰でも使いやすい」をクリエイトすることが重要だ。またテーブルにウォレットを置けば、片手で操作できるといったユニバーサルデザインを採用。片手が使えない時や片腕に障害がある方などが使いやすいような設計を施している点も魅力の一つだ。

お札入れ:日本円札を余裕を持って収納可能な縦10㎝×横18.5㎝のサイズ。背胴側の生地はDCFH(ダイニーマコンポジットファブリックハイブリッド)を採用しているため、汗や雨を弾いてくれる(完全防水ではありません)。
カードケース:山に持参する必要最低限な、3〜6枚のカードを収納可能。クレジットカードやマイナンバーカード・ICカードなどが収納出来れば、大抵のことは乗り切れる。
コインケース:日本の山に合わせて、トイレ利用料も含めて沢山の小銭を収納可能だ。
ウォレットが勝手に開かない・コインが飛び出すことがないマジックテープを採用していることに関して、音がダサいとのコメントを度々頂くことがある。だが山岳レース用という観点で言えば、極度の疲労で意識が朦朧とする中での「ビリッ！」という音は集中力に欠けた脳を活性化させ、情報処理の効率を向上させる効果がある。これは音がしにくいファスナーでは、実現は不可能だ。さらには鉄人たちは一回の動作で開いてほしいのに対し、ファスナーは開閉の煩わしさから毛嫌いする傾向にある。
日の丸タグ:家の鍵などをぶら下げてもウォレットを閉じられるよう、絶妙な配置にしている。
ブランドタグ:キーカラビナを通せるので、鍵や小型の万能ナイフなどをぶら下げることが出来る。

以上のように、弊社のロングセラー商品でもあるミニマリストウォレットの生い立ちを、今回を機に理解して頂けたのではないだろうか。過酷なレースでも使いやすいという事は、通常のハイキングや日常でも使いやすく、キャッシュレスな現代に見合ったウォレットと言えよう。
ぜひ貴方様の人生のお供として、ご活用くださいましたら光栄です。

ミニマリストウォレット
DCF series
前胴:DCF1.43oz White
背胴: Ultra200 / DCFH2.92oz
サイズ: 縦10㎝×横18.5㎝
Total Weight:約7g

※金型による裁断をしていないため、商品にチャコペンシルの跡が付いていることがあります。気になる方は購入をご遠慮下さいますよう、お願い申し上げます。